WBC日本代表、優勝おめでとう!!!!
まだ興奮が続いています。体が震えてる。子供の頃から野球が好きだった私には、野球の世界大会が行われて日本がその世界一になるなんて夢にも思いませんでした。最後の瞬間には気がついたら泣いてました。
シーズン前なのにチームを率いてくれた王監督、チームメイトを鼓舞し続けたイチロー選手、不振だったのにここぞという時で打った福留選手、力投したエースたち、ビシッと押さえた大塚選手。
でも野球は「点」じゃない。「ハイライト」に登場しない選手たちの1つ1つの基本的なプレイ、バッティングピッチャーを務めた投手たち、選手にアドバイスを送るコーチ。そしてファンの声援。本当に野球は「全員」でやるもの。だから素晴らしい。
2次予選では1勝3敗の日本が優勝。ルール的にはたしかにおかしい気もしますが、逆に言えば「最後まであきらめなければ優勝が見えてくる」というルールでもあると思います。「野球は2アウトから」という言葉があります。本当に崖っぷちからの逆転優勝でした。
WBCで感動したのは、選手の言う「日本のため」「日本を背負ってるからには」「野球の素晴らしさを」という言葉。個を捨て、日本と野球のために戦っている姿が美しかったです。
日本では落ちていくと言われた野球人気。主力選手のメジャーリーグ進出。ところが今回決勝の舞台に立ったメジャーリーガーはイチロー選手と大塚選手だけでした。結果的に今回の日本代表の優勝で日本の野球の良さを再確認させられることになりました。
粘り強かったキューバ。今大会、日本から5点取ったのはキューバだけですよね?
守備力に優れた韓国。3戦目こそ日本は6−0で日本が勝利しましたが、ここまで日本を押さえ込んだチームはないですよね。スター選手ぞろいのアメリカ。アメリカがメジャーリーガーを揃えてくれなかったらここまで盛り上がらなかったでしょう。アメリカに最後の一矢を報い、日本を準決勝に押し上げるきっかけとなったメキシコ。振り返ってみると野球はつくづくトータルバランスとチームワーク、そして「気持ち」のスポーツだと思いました。
世界にはいろいろなタイプの野球のチームがありますね。もっともっと野球が広がっていろんな国の野球を見たいですね。
WBC日本代表、感動をありがとう! 世界一おめでとう!
追記
決勝での川崎のホームへの突入、それをよく見ていた球審のジャッジ。ともに「プロフェッショナル」を感じました。